医療脱毛と美容脱毛(サロン脱毛)の違いを比較

最終更新日:2021年3月10日

 

これから脱毛を考えている人は、医療脱毛美容脱毛(サロン脱毛)どちらを選択したほうがいいのか気になっている人が多いかと思います。

 

どちらも一長一短があり、すべての人に合う答えは用意できません。

 

このページでは医療脱毛と美容脱毛(サロン脱毛)の違いを詳しく解説しますので、選ぶ参考にしてください。

 

医療脱毛と美容脱毛(サロン脱毛)の違い

医療脱毛

医療脱毛は永久脱毛・レーザーー脱毛とも呼ばれていています。

 

医療脱毛は医者や看護師の資格を持った人を条件に高出力での脱毛が許されています。

 

高出力のため痛みや火傷のリスクがありますが、脱毛効果はとても高いです。

 

レーザーの特徴

医療脱毛で使われるレーザーの種類は3種類あります。

 

アレキサンドライトレーザー755nm
ダイオードレーザー810nm
ヤグレーザー1064nm

 

それぞれ特徴があり得意・不得意があります。

 

アレキサンドライト

ダイオード

ヤグ

痛み多いの順位

メラニン反応が多いの順位
(低出力でも脱毛効果が高い)

肌の日焼け・色素沈着

×

産毛

×

美肌効果(コラーゲンなど)

×

 

アレキサンドライトとYAGレーザーには美肌効果がうれしいことにあります。

 

実際にシミ・シワなどの治療にも使われるものですが、設定が違うのでそこまでの効力は期待できません。

 

脱毛機の種類

熱破壊式脱毛機

従来の脱毛方式で今現在でも1番多くのクリニックで使われています。

 

毛根に200から250℃の熱でダメージをあたえて脱毛するため、痛みがともないます。

 

顔やVIOなど皮膚の薄い・毛が密集している部位ではとくに痛みを感じやすいので注意。

 

1ショットづつレーザーを打ち込むため時間がかかりますが、適切な出力で照射すれば必ず脱毛することができます。

 

脱毛結果がわかりやすく、照射した毛のみ1〜2週間で抜け落ちる。

 

照射漏れや出力不足や後から新しく生えた毛では抜けない。

 

笑気ガスや麻酔クリームなども使うクリニックがあるので痛みに弱い人は相談してみてください。

 

脱毛効果を特に気にするガチ脱毛勢には根強い人気があります。

脱毛機

アレキサンドライトレーザー
・ジェントルレーズ ジェントルレーズプロ

 

ダイオードレーザー
・ライトシェア ライトシェアデュエット ライトシェアデザイア

 

ヤグレーザー
・ジェントルヤグ

 

アレキサンドライト・ヤグレーザー複合機
・クラリティツイン

 

・ジェントルマックスプロ

 

・スプレンダーX

 

蓄熱式脱毛機

新しい脱毛方式であつかうクリニックも徐々に増えてきています。

 

バルジ領域は発毛の種といえる幹細胞が存在しており、毛が生え変わる時期に毛乳頭付近へ移動し発毛が促されていきます。

 

バルジ領域にレーザーでダメージを与えることで脱毛をします。

 

複数回のレーザー照射で60〜65℃にすることで脱毛できるので、痛みが少ないです。

 

顔やVIOなど皮膚の薄い・毛が密集している部位では痛みを感じやすいので注意

 

常にレーザーが出続けるので肌に滑らせながら脱毛するので脱毛時間がとても短いです。

 

滑らす速度や何回同じ場所を往復するなど施術者のスキルがより重要になっています。

 

熱破壊式脱毛と違い脱毛結果がわかりずらい。

 

【次に毛が生えてこないようにする】脱毛なので、結果がわかるのは毛周期が一回りしたあと

 

脱毛機

ダイオードレーザー
・ソプラノアイス ソプラノアイスプラチナム ソプラノチタニウム

 

・メディオスターNEXTPRO

 

アレキサンドライトレーザー
・モータスAX

 

美容脱毛(サロン脱毛)

美容脱毛(サロン脱毛)では基本的には誰でもあつかえる代わりに低出力でしか脱毛を許されていません。

 

【認定美容ライト脱毛エステティシャン】【美容脱毛士】などの資格を持つ人がいますが民間資格です。

光(フラッシュ)の特徴

医療脱毛のレーザーにあたるのが美容脱毛の光(フラッシュ)です。

 

【単発式脱毛】と【蓄熱式(SHR)脱毛】の2つがあります。

単発式脱毛

医療脱毛でいうところの熱破壊式にあたります。

 

1ショットずつ照射していきます。

IPL脱毛

光(IPL)の照射で毛根にダメージを与えることで脱毛をします。

 

ただし出力が弱く80℃位までしかいかないので、1回で完全に脱毛するのは難しく徐々に毛を減らしていきます

 

回数を重ねていけば生える毛も少なくなり、もし生えていても薄くなっていきます。

 

痛みは医療脱毛の熱破壊式脱毛よりも痛くありません

 

SSC脱毛

ジェルに含まれる抑毛成分と光の相互作用を利用します。

 

ジェルに光を当てて皮膚の奥へと浸透させ、体毛に働きかけてムダ毛が生えにくい肌に導きます

 

IPL脱毛よりも痛くありませんが、効果も緩やかです

 

蓄熱式(SHR)脱毛

光(IPL)を複数回照射してバルジ領域にダメージを与えることで脱毛します。

 

45〜60℃と医療脱毛よりは低い設定になっています。

 

産毛にも効果があります。

ハイパースキン脱毛

38℃でバジル領域にダメージあたえることで発毛予防します。

 

脱毛のなかでは最も痛みがない、肌にもやさしいです

 

その反面脱毛効果は1番緩やかな効果です。

 

敏感肌や小さな子供などに人気です。

医療脱毛と美容脱毛の回数の違い

最初に答えを書いてしまうと・・・

 

美容脱毛は医療脱毛に比べて2倍以上回数必要になります。

 

やはり美容脱毛は出力が弱いためどうしても回数を必要とします。

 

 

では脱毛回数は何回がいいのでしょうか?みてみましょう。

 

多くの人が満足するレベルの脱毛回数

 

医療脱毛 5回

 

美容脱毛 10回〜

 

ツルツルを目指す脱毛回数

 

医療脱毛 10回

 

美容脱毛 20回〜

 

 

多くのクリニック・サロンでは5回や10回などの複数回コースがあります。

 

1回ごとよりも複数回コースのほうがずっとお得な料金です。

医療脱毛と美容脱毛(サロン脱毛)どっちがおすすめ?

さてどちらがおすすめでしょうか?

 

一見すると医療脱毛1択のようにみえます。

 

わたしも多くの部分で医療脱毛のほうが優れていると思います。

 

ただし以下の条件なら美容脱毛(サロン脱毛)のほうがいいです。

 

痛み

脱毛にとって最大のデメリットは痛みです。

 

ほとんどの人は我慢すれば耐えられますが、女性に多い敏感肌の人は人一倍痛みが増します

 

そういう人にはやはり痛みの少ない美容脱毛が必要でしょう。

 

また近年脱毛低年齢化により小・中学生でも脱毛する子が増えてきています。

 

子供にはやはり痛みは辛いのあえて美容脱毛を選択する人が多いです。

 

料金

一部の美容脱毛サロンでは、全身脱毛無制限プランを始めています。

 

無制限プランとは、何度でも通い放題でということです。

 

脱毛回数が必要になるので時間はかかりますが、自分が納得いくまでツルツルにすることができるのです。

 

料金も医療脱毛のツルツル目安回数の10回コースよりも安い場合も多いので、毛深い人など脱毛に回数がかかりそうな人にはうってつけです。

 

ただ注意が必要なのは期間で無制限のところもあれば5年間など期間が決まっているところもあります。

 

あと当然サロンが倒産してしまうとダメになってしまうので知っておいてください。

医療脱毛と美容脱毛の併用は?

医療脱毛と美容脱毛の同じ部位での併用はおすすめしません

 

医療脱毛は脱毛力については完全に美容脱毛の上位互換なので併用する意味はありません。

 

 

混合という意味ではなく、乗り換えるという意味ではありです。

 

 

また別部位でしたら併用はいいと思います。

 

VIOなどは特に痛みを感じやすいので、痛みが少ない美容脱毛を選択するのはありです。

 

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